「今は転職すべきじゃない」と言ってくれる転職エージェントに出会えた話
久しぶりに転職エージェントに会いに行きました。
きっかけは一緒に仕事をしていた上司が急に転職してしまったから。本人曰く「これを断ったらバカというぐらいのオファーをもらったから」とのこと。
私自身、いまの会社に勤めてから7年以上が経過していることもあり、なんとなく社外の機会に興味が沸いてきてしまいました。
せっかくなので、なるべく条件が良さそうなエグゼクティブポジションを扱っているエージェントと話したいと思ったので、しばらく休眠会員になっていたこちらの転職サイトへの登録を再開しました。
今日は、久しぶりに信頼できる転職エージェントと出会えた話を書きます。
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情報収集のために転職エージェントと会うということ
ビズリーチへの登録を再開した当日に5人、3日目までで合計9名の転職エージェント・ヘッドハンターがアプローチしてくれました。
今回はすぐに転職したいというよりも、情報収集の要素が強いので、失礼のないように会うエージェントは慎重に選びました。
メッセージのなかで、「すぐに転職というわけでなくとも構いません」とか「まずは情報交換という形で会いましょう」と書いてくれているところを選びました。もちろん、返信するときも、こちらから改めて、「すぐに転職したいというわけではない」と強調しました。
それでも会いたいと言ってくれるエージェントのオフィスを訪ねることにしました。
ちなみに、私が目的として情報収集は、具体的に下記の点です。
- 年収アップを見込めるポジションが他社にあるのか?
- 自分のキャリアプラン(ベンチャーキャピタルに行く、ベンチャー企業でCFOを目指す、など)を4通り描いて、プロの目線からどう思うかのフィードバックが欲しい
これらも、実際に会う前に、ビズリーチのメッセージでこちらから伝えました。
なぜ転職したいのかを改めて考える
都心にあるエージェントのオフィスを訪ねると、決して広くはないですが、清潔感のある外資らしいオフィスでした。
そしてエージェントは50代と思われる男性。落ち着いていて、でも笑顔に愛嬌があり、よくしゃべる人でした。
挨拶もそこそこにやはり聞かれたのが「なぜ転職したいのか?」という質問。
これはもう素直に話しました。「今の仕事に深刻な不満があるわけではない。すでに7年もいるので新しい環境にチャレンジしても良いと考えるようになった。」
雑談も含めて45分ほどいろんな話をしましたが、結論から言うと、「その年齢でいまよりも年収を上げるには金融業界に戻るくらいしかない。それ以外だと、年収を維持するのも難しいと思うよ」とのこと。
あとは、「MBAを取りに行くのもいいんじゃないか?CPAの勉強をしているんだったら、まずはそのライセンスを取りなさい。世界共通のメダルみたいなものだから。無いよりはあったほうが絶対にいい」とも言ってくれました。
さらには、「ベンチャーCFOはベースの年収はグッと下がるし、ワークライフバランスも悪化する。ベンチャーキャピタルに本当にいきたいのだったら、キャリアチェンジになるわけだから、年齢を考えると今年が最後のチャンスだろうね。でも、ベンチャーキャピタルはそのあとのキャリアが難しいよね。一生やっていきたいのなら別だけど」というアドバイスももらいました。
長いつきあいをしたいと思わせる技術
エージェントの言葉で一番印象に残っているのが、「今は動くべきときじゃないよ」と言ってくれたこと。
「君を転職させようと思えば、受け入れてくれる企業は簡単にみつけられるよ。でも、止めといたほうがいい。今の会社を辞める理由もないわけだし、年収だって維持できるかわからない。それよりもまずはCPAのライセンスを取ってしまいなさい。そのあとに考えよう。」
ありがたかったですね。転職エージェントは手数料ビジネスなので、人を転職させてナンボですが、その短期的なリターンを取りに行くのではなく、長いつきあいをしようと言ってもらえたのが嬉しかったですね。
あとはまぁ、煮え切らないまま会いに行ったのも事実なので、私が転職エージェントだとしても私にそうアドバイスした気がしますが。
ただ、それでもわざわざ転職エージェントのオフィスまできて面談をした収穫は十分にありました。
- 「やっぱり今は転職する必要はない」とプロの目からみてもそうだと確認できたこと
- 長いつきあいをしようと言ってくれるエージェントもいるのだと知れたこと
- 「またいつでもこのオフィスに遊びに来たらいい」と言ってもらえたので、今後の相談相手ができたこと
キャリア相談のできる転職エージェントと出会おう
「まずは情報収集のために転職エージェントを利用したいけれども、そんな軽い気持ちで会うのもなんだか悪いなぁ」
そんな風に思っている方、実際に多いのではないでしょうか?
もちろん冷やかしで会うのは論外ですが、自分の現在の年収や労働環境に対して客観的な意見をもらったり、キャリアの相談に乗ってもらうために転職エージェントに会うのは全く問題ないです。
いざ転職しようと思ったらそのエージェントに紹介をしてもらって恩返しをすればいいわけですから。
転職エージェントからしたらそうやって「見込み客」を作っていくことも彼らの戦略ですからね。
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