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外資金融・投資銀行でのトレーダーとプロップ・トレーダーの違いとは?

   

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「外資金融には若手でも年収1億円プレーヤーがいるらしい」なんて話を聞いたことあるでしょうか?

金融業界には確かに若くても大きく儲けられるチャンスがあります。ただし、20代後半から30代前半で本当に1億円に届くとしたら、それは投資銀行の中でもトレーダーという限られたポジションだけと言っても過言ではないでしょう。

ちなみに私が投資銀行部門にいわゆるインベストメントバンカーとして在籍していたときには、3年目の同期の日本国債トレーダーがボーナス込みで5,000万円をもらったというのを聞いたことがあります。ちなみに私の3年目の年収はボーナス込みでも、その半分に届かなかったように記憶しています。

さて、そんな夢にあふれたトレーダーというポジションですが、いわゆる普通のトレーダーと、特殊なプロップ・トレーダーという2種類があることをご存じでしょうか?

きょうはそんなあまり知られていないトレーダーの違いについて解説します。

 

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普通のトレーダーとプロップ・トレーダーの違い

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普通のトレーダーとは?

投資銀行や証券会社における一般的なトレーダーとは、為替・債券・株式・デリバティブなどの金融商品に対する顧客の注文を取引所に発注したり、顧客に商品を売るために市場で取引をする役割を担った人を指します。

例えば、生命保険会社が資産運用のために日本国債を10億円買いたいと思ったときを考えてみましょう。

ネット証券で口座を開いて10億円分の買い注文を入れるということはしません。10億円もの資金がネット証券の薄い板に流れると短期的にではありますが相場が動いてしまい買値が吊り上がってしまいます。加えて、そもそも個人向けに作られているネット証券では手数料が高すぎるのです。

そこで生命保険会社の資産運用担当者が連絡をとるのが投資銀行や大手証券会社のトレーダー(もしくはセールスです)。トレーダーが10億円分の国債を持っていれば、トレーダーから購入しますし、トレーダーが国債を持っていなければ、市場から買い付けるように依頼をします。

よって、顧客のために金融商品を売買するのが普通のトレーダーの仕事です。顧客ありきの客商売です。

 

プロップ・トレーダーとは?

プロップ・トレーダーには顧客がいません。投資銀行や証券会社が自社のお金を使って、あたかも投資ファンドのように自己勘定で収益を生み出すために金融商品の売り買いをするのがプロップ・トレーダーです。

シンプルに言えば、市場において、安く買って(ロング)高く売るか、高く売って(ショート)高く買い戻すかを実行して、儲けを狙いにいくのです。

自己勘定取引のことを英語でProprietary Tradingといいますので、それを略して「プロップ」と呼ぶことから、プロップ・トレーダーという言葉ができました。

顧客のために売買をしてそこから手数料をもらう普通のトレーダーに比べて、プロップ・トレーダーは売買で生み出した利益がそのまま会社の利益になりますので、プロップ・トレーダー本人のボーナスにも直結します。

冒頭に書いた、「若手でも年収1億円」が実現できるのに最も近いのが、プロップ・トレーダーという仕事なのです。

 

プロップ・トレーダーはギャンブラーなのか?

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普通のトレーダーとプロップ・トレーダーの違いは理解していただけたと思いますが、それでは、顧客の注文をつなぐための取引ではなく、自己勘定で儲けを狙いにいくプロップ・トレーダーは、ギャンブラーとどう違うのでしょうか?

会社のお金を使って、世界中の強者が鎬を削る市場でガチンコの勝負をしにいくわけですが、バイト代をFXに突っ込む学生とどう違うのでしょうか?

プロップ・トレーダーはあくまで仕事です。大企業が価値を認めているからこそ存在している仕事なので、決して博打ではありません。

具体的には、まずプロップ・トレーダーとして立ち上がるためには1年以上のトレーニングがあり、先輩のトレーディングをアシスタントとしてサポートしながら学びます。

自分で投資戦略を立て、先輩や上司に妥当性を検証してもらいながら、ポートフォリオを組みます。リスクモデルツールを使って、ポートフォリオの過去のパフォーマンスを分析し、リスクをはかるバックテストを行います。それから少額で投資を始めることで、徐々に経験を積んでいくのです。

投資戦略はさまざまなものがあり、単純に財務諸表をみながら、「この株があがると思うので買いたい」というようなシンプルなものではなく、複数の指標を組み合わせて投資判断をしたり、多数の金融商品を組み合わせてポートフォリオを作ることでリスク・リターンを調整しています。

要するに、学生のFXやデイトレードよりも、事故を防ぐためのリスク管理を厳密に行っているのです。

 

プロップ・トレーダーに向いている人とは?

ここまでの話を読まれて、どうでしょうか、プロップ・トレーダーになりたいですか?

会社のお金でトレーディングを行うので、ローリスク・ハイリターンと考える人もいるかもしれません。しかしながら、プロップ・トレーダー、は圧倒的な実力・実績主義です。

過去に大損を出したことがあるトレーダーはすぐに狭い業界の中で名が知れますので、次の行き場が見つからなくなります。会社のお金なので損しても痛くない、という甘い考えで務まるポジションではありません。

プロップ・トレーダーに向いているのは、感情に流されずにリスク管理のできる自制心の強い人。かつ、数字に強く、モデリングやリスク分析ができる人ですね。

 

転職してプロップ・トレーダーになるには?

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ぜひ、年収が高いと言われる外資金融・投資銀行の世界の中でも、さらに突き詰めて一攫千金を狙いたいという方は挑戦してみてください。

とは言え、未経験者がいきなりプロップ・トレーダーになるのは聞いたことがありません。

プロップ・トレーダーに転職するためのパスとして幾つか考えられますが、早くても2-3年はかかります。詳しくは、その道のプロの転職エージェントに相談することを進めますが、パスの例としては以下になります。

  • ヘッジファンドやアセットマネジメントで、未経験でもなりやすいリサーチアナリストから始めて、ポートフォリオマネージャーに転身してから、プロップ・トレーダーを目指す
  • 投資銀行や証券会社で、市場部門のセールスやアシスタントトレーダーを経てから、普通のトレーダーに転身し、そこからプロップ・トレーダーを目指す

ちなみに、金融業界の中でもプロップ・トレーダーは特に稀有なポジションですので、一般応募されることはほとんどありません。市場部門に詳しい専門の転職エージェントを通して決まることが多いです。

そのような専門性の高い転職エージェントと知り合うには、私のおすすめは高年収ポジションに特化をしたこちらのスカウト型転職サイトです。もしまだ未登録の方はもったいないので試してみてください。

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