書類審査で落とされないために履歴書で心がけるべき3つのポイント
2015/04/05
書類審査の段階で採用担当者は履歴書のどこをみているのでしょうか?
一言で表すと、面接に回して実際に会いたいと思える人物かどうかを見ています。
もちろん、現職(前職)の会社名を見たり、比較的若い時期での転職であれば大学名も見ているかもしれません。ただし、採用担当者は、あなたがどんな職務を担って、どんな経験を積み、何を達成したかを重視しています。
有名な会社でもたいしたことをしていない人もいますし、小さな会社でもリーダーシップを発揮して収益貢献していたかもしれません。
面接までいくために、書類審査で落とされないために、履歴書を書く際には以下の3点を心がけるようにしましょう。
1. 履歴書にはあなたの行動と結果を書く
職務経験欄には肩書きや業務内容だけではなく、あなたがどんなことを実施し、どんな結果を達成したのかを書きましょう。読み手にあなたがどんな人物かを伝えられる内容にする必要があります。
職務経験欄はあなたの今のポジションの説明をするためではありません。あなたがどんなビジネススキルを持っていて、どんな結果を残してきたのかをアピールするためにあるのです。
ビジネススキルとは例えば、以下のようなものをイメージしながら書きましょう。
- 問題解決能力(例「前から課題であった●●の問題を解決に導いた」)
- コミュニケーション能力(「3つの部門間の要望を取りまとめ、事前に優先順位づけにも合意をとることで●●のプロジェクトを円滑に遂行」)
- 部下のマメネジメント能力(「5人のチームを管轄し、前任者に比べ離職率を大幅に削減」)
- 交渉力(「年末商戦に合わせて一括購入を提案することで仕入条件の改善を達成」)
- プランニング能力(「市場データをもとにチームの予算策定を担当」)
2. 履歴書には必ず数字を入れる
数字を入れられる箇所には入れるようにしましょう。具体性が増すので、読み手がイメージを掴みやすくなる上、あなたが普段から数字を意識して仕事をしていることが伝わります。
あなたが採用担当者であれば、下のAとBどちらの応募者により興味を持つでしょうか?
A. 「営業担当として、社内外の人脈を活用して新規の取引先の開拓を実施し、積極的な売り込みを行うことで、担当商品の売上高増加を達成。」
B. 「営業担当として、過去12ヶ月で15社の新規取引先を開拓し、担当商品の売上高を去年の同時期よりも+20%増加させ、もとの計画値を+5%上回る結果を達成。」
採用活動には時間という膨大なコストがかかります。限られた時間の中で面接をするのですからどちらかといえば、もちろんBの応募者を面接に勧めますよね。
3. 質問どころを意識する
最後に、読み手が詳細を聞きたくなるようなエピソードを2、3入れることをおすすめします。これは、面接でもっと詳細を聞きたい、と履歴書の読み手に思わせる効果もありますが、面接まで通ったあとのことも意識しています。
面接での読み手(面接官)の質問を誘導することで自分がアピールをしやすい展開に持っていくのです。
例えば、上記のポイント2の答えはもちろんBの応募者ですが、その例を使うと、
「営業担当として、新規取引先候補30社のうち優先順位をつけ、過去12ヶ月で15社の新規取引先を開拓し、担当商品の売上高を去年の同時期よりも+20%増加させ、もとの計画値を+5%上回る結果を達成。」
ときたらどうでしょう。
気になりませんか、この応募者がどういう風に優先順位付けをしたのか。
読み手にそう思わせることができればきっとあなたは書類審査を通って面接にも呼ばれるでしょう。
そして、面接では、あらかじめ準備をしたエピソードを話すことでアピールをしやすくなります。
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