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外資系投資銀行への未経験の転職はやめたほうが良い。30代と40代は特に。

      2017/03/11

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「どうしても外資系投資銀行で働きたい!」ということでキャリアチェンジをする人は世の中に少なからずいるようです。

しかも、投資銀行業界未経験ながらも実際に狭き門をくぐり抜けて、実際に転職を成功させる人がやはり実在します。

私が投資銀行で働いていたときにも、投資銀行以外の業界からキャリアチェンジで転職してきたという人が若干名いました。

それも、アソシエイト、ヴァイスプレジデント、ディレクターと幅広い層に渡っていました。

ただ、そういう「未経験組」が成功をおさめる(長続きする)例はほとんどなかったですね。

今日は、未経験で外資系投資銀行に転職し成功することの難しさと、成功させるための考え方についてまとめてみます。

 

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投資銀行で未経験者が採用される理由

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投資銀行業界を未経験でも外資系投資銀行に転職できる場合があるのは確かです。

なぜなら最終的な採用の決定はチームのマネージャーによって下されるため、そのマネージャーの考えが強く影響するからです。

例えば、そのチームが、投資銀行部門内で、製薬業界のカバレッジチームだった場合、「投資銀行経験がなくても良いから、製薬業界に詳しい人間を雇いたい」と判断することもあります。製薬業界は高度に特化された業界なので、業界内のクライアントと信頼関係をきずくためには、その道の知識が必要になりますので。

もしくは、そのマネージャーが「うちのチームにはマーケット的視点が欠けている!」なんて発想を抱いた場合には、日本株のセルサイドアナリスト(機関投資家に向けてのレポートを書く人)を採用することもあるでしょう。

さらには、「クライアントにもっと戦略的な提案をしたい!」なんて考えると、戦略系コンサルティングファームからそこそこシニアな人材を引っこ抜いてきてディレクター職で迎えるなんてことにもなります。

まぁ、ご察しの通り、これらは全て私が投資銀行に在籍していたときにあった話です。30代半ばから40代後半までの人達で、ヴァイスプレジデントもしくはディレクターとして入社しましたが、どの人も2-3年程度で大した結果を出せずに去って行きました。。。

 

未経験の壁をMBAで超えられるか?

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未経験組でもある程度長く残れた人はMBAホルダーで、ボストンキャリアフォーラム経由でアソシエイトとして入社した人でした。7年ほど勤めしっかりアソシエイトからヴァイスプレジデントにも昇格しましたね。

もともとはメガバンクで与信を担当していた人なので、ある程度金融に知識があったのと、20代後半という若さゆえの吸収力があったのでしょう。勉強熱心でもありましたね。

アソシエイトらしく、ピッチブック骨子の作成や、モデリングを含めたディールエクセキューションの中核をしっかり担っていました。

転職をしてきてから1年ほどは足踏み期間がありましたが、そのあとは徐々に頭角をあらわし始め、バリバリと仕事をこなすようになりました。

前述のヴァイスプレジデントもしくはディレクター入社メンバーとの違いは、やはりこの彼がアソシエイト入社だったという点でしょうね。

MBAホルダーという地頭の良さも多少あるのかもしれませんが、何よりも役割の違いにあります。

アソシエイトの一番の仕事は何よりもエクセキューションです。クライアントへの提案活動(ピッチ)でも、ディールでも、ゴールに向かってどんどんドリブルしながらアナリストにパスを振っていく仕事です。要するにやるべきことがハッキリしているんですよね。ディールの進め方は、MBAでも多少やったでしょうし、いろんな本にも書いてありますし。

一方で、ヴァイスプレジデントやディレクターの仕事は、ディールをとってくることです。クライアントとどっぷりと深い信頼関係を築いて、競合の投資銀行を差し置いて、M&Aアドバイザーや資金調達の主幹事の依頼を勝ち得てくることです。

このディールをとってくる方法には正解がないのです。十人十色のやり方があって、おそらくどの本にも書いていない。べったりと接待することでディールがとれるかもしれないし、理詰めの分厚い提案書を書くことが正解かもしれないし、毎日クライアント先に朝8時から通うことが正解かもしれない。これはMBAでは教えてもらえない内容です。

 

要するに、MBAが役に立つアソシエイトというポジションでの転職であれば投資銀行未経験でもなんとかなる可能性は高まりますが、それよりも上のディールをとってくることが期待値となる役職だと未経験だとかなり苦しくなります。

アソシエイトで多い年齢層としては20代後半から30代前半までです。それ以上になると自分よりも若いヴァイスプレジデントに指示出されたりしますね。まぁ、気にならない人はいいかもしれませんが。よって、未経験での投資銀行への転職には、アソシエイトまででの転職をおすすめしますので、できれば20代で転職しておきたいところです。

 

日系投資銀行への転職という選択肢

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そもそもの業界レベルでの仕組みの問題としては、少数精鋭の外資系投資銀行では即戦力が期待されるため、未経験者の生存確率は低いです。

ですので、未経験者を雇うというマネージャーの判断自体が間違っているような気もします。

しかしながら、経験者に限ると、例えば「製薬業界に詳しい投資銀行経験者」なんて、基本的には競合の投資銀行にしかいませんから、採用が極端に難しくなります。そこで、リスクを冒してでも未経験者をとるか、というまさに難しい判断をマネージャーはしていたのでしょうね。

 

それでは、キャリアチェンジして投資銀行で働きたいという人の立場に立ったときに何が言えるでしょうか。

ひとつは、外資系にこだわらず、もう少し人数の多い日系の投資銀行で修行してみるのはどうか、ということです。

外資系よりも日系のほうが教育の仕組みがありますので、まずは日系投資銀行の仕事のイロハを学んだり、先輩や同僚のテクニックを盗んだりしながら、自分が即戦力になれると自信が持てた段階で外資系投資銀行への転職を改めて模索することを強くおすすめします。

 

(関連記事)転職するときに知っておくべき、外資系と日系投資銀行の違いと特徴

 

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