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外資系の投資銀行で働く女性が少ない理由

      2017/04/13

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みなさん、こんにちは。

このサイトを見てくださっている方の男女比はどうなっているのでしょうか?

なんとなくですが、管理人である私が男性のため、男性の読者のほうが多いような気もします。そもそも労働人口として男性が多いのも事実ですし。

しかしながら、外資系の投資銀行で働きたいと考えている女性も間違いなく世の中にはいるはずです。とは言え、投資銀行で働く女性の数は少ないです。

どのくらい少ないのか、また少ないのはなぜなのかをすこし考えてみました。

(ここでは、トレーディングやセールスをするいわゆるマーケット部門ではなく、M&Aの提案をするようなザ・投資銀行部門の話をします)

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投資銀行で働くアイバンカーの男女比率

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それではまず、投資銀行でアイバンカーとして働く女性はどのくらいいるのでしょうか?

明確な統計がないですが、私の感覚値としては、ズバリ10%前後です。

 

投資銀行のジュニアバンカーのうち女性の割合は20%以下

私が新卒で投資銀行にはいったときの同期が10人でしたが、そのうちの女性は3人でした。一つ上のアナリストの代では、新卒5人のうち女性は1人だけでした。ですので、新卒での女性の割合は20-30%程度ということになります。

これが、年次が経つにつれて、女性のほうが離職率が高まる傾向にあります。私が3年を終えてアソシエイトに昇格するとき(昇格と同時に転職しましたが・・・)、同期10人のうち、男性2人と女性2人が辞めましたので、残ったのは男性5人と女性1人。女性の割合が20%を切りました。

アナリスト(入社1-3年目)とアソシエイト(入社4-6年目)を合わせると、女性の比率は20%いくかいかないかという程度です。

 

シニアバンカーの中での女性の割合は10%以下

さらに年次が上のほうの様子をみてみましょう。

ヴァイスプレジデント(VP)、ディレクター(D)、マネージングディレクター(MD)などの肩書きを持つ、いわゆる「シニアバンカー」の中に女性はどのくらいいるのでしょうか?

これも私の経験則ですが、20人以上はいたであろうシニアバンカーのなかで、女性は1人しかいませんでした。よって女性の割合は5%以下。

私の勤めていた投資銀行が女性の比率が低めだったと考えても、シニアバンカーの中での女性の割合は10%以下におさまるはずです。

 

よって、全体的に年次によらずにおしなべて考えると、女性の割合は10%を超えるかどうかというラインな気がしています。

 

一般的な女性比率との比較

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それでは日本の一般的な比率と比較してどうなのでしょうか?

厚生労働省の調査によると、日本の雇用者数のうち女性が占める割合は43.5%です。よって、一般的な職場では4割くらいは女性がいるということが言えます。

「平成26年版働く女性の実情」を発表(厚生労働省)

ただし、この統計は非正規雇用(アルバイト・パートタイム)も含むので、この4割という比率はそのままでは比較対象にならないですね。

 

正社員だけでみた場合の男女比率がどうなのかをさらに調べてみると、厚生労働省のほかの調査が参考になりました。

平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況

「労働者の区分、性別労働者の状況」というセクションをみると、雇用期間の定めのない一般労働者に占める女性の割合が31.9%ということが分かりました。

よって、一般的に正社員と言われる層のなかでの女性の比率は約3割ということになります。それに対して、投資銀行が1割だとすると、やはり女性の比率が圧倒的に低い職場だといえます。

 

さらに比較対象として、国内大手の金融機関としてみずほFGが面白い数字を公表していたので紹介します。採用関連ページで、女性社員の採用割合の目標値を以下のように定めていました。

基幹職における新卒採用の女性比率30%程度

女性の管理職比率を2015年度末までに17%程度

みずほFG | 女性活躍推進

実績がどのくらいかまでは分かりませんが、やはり厚生労働省の女性比率3割という日本の平均値に近づける努力をしているものと思われます。

 

投資銀行で働く女性が少ない理由とは?

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では、投資銀行で働く女性の数が少ないのはなぜなのでしょうか?

そもそも働きたいと希望している女性の数が少ないことが考えられます。要するに、投資銀行は職業・職場としての魅力が低いからです。

 

ワークライフバランスか、お金か

仕事のやりがいや好き嫌いは人それぞれなので一般化した価値の話をすると、投資銀行は長時間労働の代償として多額の報酬がもらえる職業です。

ワークライフバランスが悪いけれど、その分お給料は高いよ、という仕事です。

結婚後も一家の家計を預かることが一般的に多い男性に比べて、高い給料を自分で稼ぐことへの執着心は、相対的に女性のほうが低いです。

人並みの給料でいいからもっとプライベートな時間を大切にしたい、と思う女性が多いのでしょうね。

 

体力的な不安

投資銀行は残業が当たり前で、徹夜をすることもあります。

なんて言われたら、不安になりますよね。そんな職場でやっていけるかしら、と。女性と男性のどちらが本当に体力があるかというのはよく分かりませんが、女性のほうが慎重に考える傾向はある気がします。

 

そもそも男性が多い職場が働きにくい

投資銀行業界が、男社会として知られています。

冒頭にあったように、アイバンカーの大部分は男性ですからね。

同性の少ない職場ではやっぱり居心地悪いですよね。心細いでしょうし、悩み相談に気軽にのってくれそうな先輩をみつけるのも大変でしょうし。そもそも女性に対する心遣いの乏しい職場になっているので、働きにくいと思います。

まぁ、逆に言うと、「労働力」という意味では、男女平等に酷使される職場なので、そういう環境で働きたいという人にはむいていると思いますが。

たとえそういう人からみても、女性のシニアバンカーが少ないということは、なんだかガラスの天井がありそうで、長く勤める意欲が薄れちゃいますよね。

 

金融やファイナンスに興味のある女性におすすめの転職先

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投資銀行部門のアイバンカーとして成功している女性というのを私は知りません。

私が女性だったら投資銀行部門ではなく、金融やファイナンスセクターの中でも他の職種に就きますね。

マーケット部門

株式部門や債券部門でセールスやトレーディングをやる女性は多いです。同じ外資系証券会社・投資銀行の中でも、マーケット部門は女性比率高いですね。感覚値として20-30%程度はいます。

朝が早いですが、残業が少ないので、ワークライフバランスをとりやすいのが魅力です。給料も投資銀行部門と変わらず良いですし、パフォーマンスによっては投資銀行部門よりも高いです。

ただしマーケットからのプレッシャーにさらされるためプレッシャーはものすごいみたいですね。関係あるかどうかわかりませんが、タバコを吸っている人が多いイメージがあります。

 

バイサイド

アセットマネジメント会社でのファンドマネージャー。いいですよねぇ。憧れます。

バイサイドのゆとりある雰囲気の中で、残業もすくなく、短期で結果を出すというプレッシャーも少ないです。

女性じゃなくても就きたい職業ですね。羨ましい。

(関連記事)アセットマネジメント・投資顧問・資産運用会社へ転職をするには

 

事業会社でのコントローラー、経理、財務

金融業界でなくともファイナンスの知識を活かす職場はいくらでもあります。

事業会社でのコントローラーとして、予算の策定や投資の承認なんかをするポジションもおもしろいですよ。投資銀行に比べれば給料は落ちますが、その分ワークライフバランスは確保できます。

ファイナンスの専門知識があれば、一般的なサラリーマンよりも好待遇で入れるはずですし。

「投資銀行」というハードな環境で自分を試してみたい、成長したいという気持ちも分かります。実際に私自身たったの3年間ですが投資銀行で働くことができてとても良い経験となりました。

一方でおもしろい仕事はいろんなところにあります。ぜひ視野を広げて、給料、ワークライフバランス、やりがいのバランスのとれるベストな職場を探してみてください。

(関連記事)投資銀行から事業会社へ転職して財務分析やファイナンスの知識をいかす方法

 

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