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投資銀行から事業会社へ転職して財務分析やファイナンスの知識をいかす方法

      2017/01/08

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投資銀行や外資金融では働きたくないので転職を考えている、という人にむけて書きます。

私自身がまさにそのパターンで転職をしたので、気持ちはよくわかります。

ワークライフバランスを改善させたい、アドバイザリー業務ではなくプリンシパルとして事業を運営してみたい、応用範囲の広いスキルを身につけたい。

そんな風に感じるのであれば、同じ金融のバイサイドにいくよりも、事業会社へ転職することをおすすめします。

しかしながら、事業会社に行っても、投資銀行で培った財務分析スキルやファイナンス知識はせっかくだからいかしたいと思うのが人情ですよね。だってそれが自分の強みなんだから、と。

でも、財務分析力やファイナンス知識が求められるような事業会社ってあるのかしら?と不安になりますよね。私もそこが一番心配していたポイントでした。

でも、安心してください。大丈夫です。世の中にちゃんとそういう仕事はありますので。

 

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事業会社でファイナンス知識がいかせる仕事とは?

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大きく分けて以下のような職種があります。

企業によって呼び方が異なることもありますので、おおまかなガイドラインと考えてください。

 

 

Financial Planning and Analysis / Controller

その名の通り、予算策定を担うポジションですので、事業部と一緒に事業計画を作成するという企業の経営層に近い位置で仕事ができます。

また、予算と実績との差異分析などのアナリシスを通して、事業部に改善を促していくこともできます。

財務報告や内部統制といったミドルオフィスの役割もありますが、それだけではなく、ビジネスをドライブしていくことができる影響力のあるポジションですね。

投資銀行出身者のように、ファイナンスの知識をいかして会社の成長に貢献したいと思う人には向いています。

企業によってはControllerという呼び方をしているところもありますが、職務内容は類似しています。

 

Shared Service

いわゆるバックオフィスとしての経理ですね。

月次と年次の締め作業および、それも売掛金(Accounts Receivable)と買掛金(Accounts Payable)の管理に特化していることが多いです。

日本の外資系企業の場合、売上や原価の管理は、本国のCentral Accounting teamがやることが多いです。企業の業績および税務に直結してきますし、最後は連結会計を作るので本国でまとめてやったほうが効率良いですから。

よって、経理として磨けるスキルセットが限定的になってしまうのが難点です。逆に与えられた仕事をとりあえずコツコツやっていきたいという人には向いていますが、投資銀行出身者にはあまり合わない印象ですね。かなり地味な仕事なので。

 

Accounting

経理全般を担当するポジションですが、上述した通り外資系企業の日本オフィスだとあまり多くないです。

本国もしくはシンガポールなどのオフショアにCentral Accountingとして配置している会社が多いので。

ただし、日本でも見つかれば、Shared Serviceに比べて、会計・経理の知識が幅広く身につくというメリットはありますが、締め作業中はかなり多忙ですので注意が必要です。

 

Treasurer

財務部のことです。

主に資金調達(銀行からの融資、社債発行、株式発行など)や資金運用を担当するポジションですので、これも外資系企業の日本オフィスでは珍しいです。

資金調達や運用は本国でセントラルに管理していることが多いので、ローカルな日本オフィスに担当者を置いている外資系企業は少ないです。

仮に財務担当者を日本に置いたとしても経験者を一人もしくは二人だけというパターンでしょう。よって、アイバンカーも資金調達や運用の知識は持ち合わせていますが、実務レベルの経験は浅いので、投資銀行からの転職でこのポジションに入ることは難しいでしょう。

 

事業会社でファイナンス知識を活かすためにおすすめの仕事は?

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では、上記のリストのうちどれがおすすめかと言いますと、私はFP&AもしくはControllerをすすめます。

何を隠そう、私自身がいまやっているのもFP&Aという仕事です。

投資銀行からの転職活動をしているときは、Treasurerを探していましたが、未経験者を対象にしているTreasurerのポジションはみつかりませんでした。

Treasurerに興味をもったのは、資金調達や資金運用がしてみたかったからです。アイバンカー時代の知識とも重複する部分があったので、経験をいかせますし。

Treasurerのポジションが見つからず落胆していたときに、FP&Aという仕事が存在することを知りました。

転職エージェントの担当者にFP&Aの話をきいてみると、たしかに分析力やファイナンスの知識が生かせる上に、ミドルオフィスではなく、事業部にとってのCFOとして仕事ができることに魅力を感じました。

 

FP&Aがおすすめのわけ

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私が個人的に面白そうだと思った、という理由もありますが、もう少し客観的な理由もあります。

それは、FP&AというポジションはShared ServiceやAccountingに比べて、付加価値が高いため職が安定するということです。

FP&Aは、会計や経理の知識に加えて、分析や予測、計画策定などのビジネス判断を必要とする作業を求められています。事業部側のチームと密に連携をとらないと成り立たない役割なのです。

一方で、Shared ServiceやAccountingのようなバックオフィス・ミドルオフィスは、いままさにオフショア化の潮流にのって、シンガポール・香港・中国・インドに集約されつつあります。FP&Aはオフショア化のできないポジションですので、職が安定します。

おそらく10年後にShared ServiceやAccounting機能を日本に持っている外資系企業は皆無でしょう。それでもFP&AやControllerというポジションは残っているはずです。

 

外資系企業でのFP&A/Controllerの求人をみつけるには

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まずは前提として、こういう仕事があること自体があまり知られていないので、知らないものは探せないという難しさがあります。

しかしながらこの記事を読んでくださったみなさんは別ですね。

転職エージェントの検索機能を活用して、探すのがまずはてっとり早いです。

個人的なおすすめとしては、検索機能が使いやすく、業界最大手なので非公開求人が多く集まっており、かつ無料で利用できるリクルートエージェントが便利です。

会社によって呼び方が違うのですが、「ファイナンスアナリスト」、「ファイナンスマネージャー」や「コントローラー」のようなキーワードで求人検索をすると探しやすいです。

あとは、私のしる限り以下のような外資系企業がFP&Aもしくはコントローラーのポジションを持っています(求人に空きがあるかはタイミング次第ですが・・・)

  • アマゾン(Amazon)
  • ウォルト・ディズニー(Walt Disney)
  • コーチ(Coach)
  • ゼネラル・エレクトリック(GE)
  • ナイキ(Nike)
  • プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)

あとは給与水準が高いことで知られている外資系製薬会社の多くがFP&Aのポジションを持っています。

 

まずはファイナンスマネージャーやコントローラーなどの管理部門に特化した転職エージェントのMS-Japanに無料登録し、一般では公開されていない案件(非公開求人)も含めて探してみるのがいいでしょう。

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