外資系転職の教科書

転職エージェントを活用して高年収転職を実現!

*

投資銀行からベンチャー企業のCFOに転職することのメリット・デメリット

   

stock_price

「ベンチャー企業に転職をして一発当てたい!」

そんな風に思ったことがある人は決して少なくないでしょう。私自身も考えたことがあります。

一方で、それを行動に移せる人というのは限られてきます。私は実行する前にためらってしまいました。

ただし、それでもやはり、思い切ってベンチャー企業に幹部として転職し、そのまま成功を収めた友人がいますし、また失敗をした友人もいます。

今日は、投資銀行からベンチャー企業にCFOとして転職することについて考えます。

 

投資銀行からベンチャー企業にCFOとして転職していった友人達の今

globe_5men

私の投資銀行時代の友人でCFOとしてベンチャーに転職をしていった友人達。すでに一定の成功を収めた人もいれば、まだ頑張り中の人、すでに失敗して新たなキャリアに切り替えた人もいます。

参考までに簡単にまとめます。

  1. 同期入社の友人:投資銀行で2年働き、国内大学MBAを取りに退職。卒業後インターネット広告関連のベンチャー企業CFOに転身。5年かけてIPO(株式上場)に成功。現在の手持ち株想定3~10億円
  2. 先輩:投資銀行で5年働き、クライアント先の社長に気に入られ、ソーシャルゲーム関連のベンチャー企業にCFOとして転職。2~3年かけてIPOに成功。現在の手持ち株想定10億円以上
  3. 先輩:投資銀行で5年働き、ソーシャルゲーム関連のベンチャー企業にCFOとして転職。社長とうまくいかず退職。その5年後にベンチャー企業はIPO果たすも、その先輩は退職が早かったため株はもらえず。今は別の金融機関で楽しく仕事をしているみたい。
  4. 後輩:投資銀行で3年働き、その後プライベートエクイティファンドに転職。3年後に、不動産関連のベンチャー企業にCFOとして転職。会社は成長しているようだが、まだまだ頑張り中。

うーん、こうして並べてみると、投資銀行にたった3年しかいなかった私の周りに4人もベンチャーCFO経験者がいたとは。みんな思い切りが良いなぁ、と感心します。

 

投資銀行からベンチャー企業にCFOとして転職することのメリット

big_step

それでは、上記の4人から聞いた話も踏まえて、実際にベンチャー企業にCFO転職することの長所を整理してみます。

 

腰を据えて事業に専念できる

投資銀行で働く人が多かれ少なかれもっている想いとして、「金融業として人のお金を動かして手数料をもらったり、M&Aアドバイザリーで助言をするだけでなく、しっかりとひとつの事業会社で腰を据えて仕事がしてみたい」というものがあります。

その願望を一番濃密に実現できるのがベンチャーへの転職です。

企業の幹部として、日々の意思決定を行い、サービスや製品のファンを増やし、売上を伸ばしていくことをリアルに体験できる素晴らしい機会です。

 

IPOや買収により一攫千金が狙える

ビジネスが成長軌道にのり、外部の投資家からの資金が集められるようになると、IPO(新規株式公開)のチャンスが見えてきます。

ひと昔前に「上場ゴール」を目指したかのようなモラルの低い経営者が批判されていましたが、無欲無私で働くような聖人君子でない限り、IPOによる経済的なリターンが気にならないと言うほうが嘘になるでしょう。

入社時にもらう株やストックオプションの数次第で、サラリーマン(投資銀行員も含めて)では一生築き上げられない額の資産を手にすることも可能になります。

(実際にはロックアップ期間が過ぎてもマネジメントとして簡単に株を売れないという事情はありますが、一生売れないわけではないので細かい制約は割愛)

 

圧倒的な経験値を得られる

CFOとして仕事をするのであれば、財務はもちろんのこと社内管理に関する多くのことを、自ら決断したり、もしくはそもそも仕組み・プロセス・ルールなどをそもそも自分で作るということが求められます。

これは決められた枠組みの中でほぼ定型の仕事をしてきたサラリーマン時代から比べると、圧倒的に脳みそを使いますので、得られる経験値が段違いです。

仮にIPOまでたどり着けずに上記の金銭的メリットが得られなかったとしても、長いビジネスマンライフの中で、競争相手がほとんどいない、貴重な経験とスキルを得ることができます。

 

投資銀行からベンチャー企業にCFOとして転職することのデメリット

man_problem

ベンチャー企業への転職には、もちろんリスクも伴います。ここでは、敢えて3つに絞ってそれをあげてみます。

 

うまくいくかどうかはやってみなければ分からない(年収が下がる)

まず一般的に投資銀行からベンチャーに転職をすると、いかにCFOとは言え、株を含まないベースの年収は下がります。感覚値ですが、500~1,000万円のレンジです。

そしてIPOまでたどり着けるかというと、その可能性は決して高くない。IPOができない限り年収は下がったままですし、そもそも会社の存続リスクもあります。

ちなみにIPOを成功させて前述の同期と先輩は、両方とも「社長の人となりをみてこれはいけると思った。IPOを成功させるために俺がCFOになった」という趣旨のことを言っていました。成功者だけが言えるセリフですね。うらやましい。

 

労働時間は改善しない(しっかり立ち上がるまで)

投資銀行時代に比べて年収が下がるうえに、労働時間も改善しないと考えるべきです。

ベンチャー企業はそもそも人材が足りないし、仕組みもないし、お金もない。少ない人数で、サラリーマンの数倍の仕事量をこなさないと前に進めないのがベンチャーです。前述の成功した同期は最初の3年くらいは週末なく働き続けてましたね。疲れてましたけど、充実しているようでした。

 

サラリーマンには想像できないような苦労の連続

CFOは創業者やCEOではありませんが、やはり企業幹部の一人。従業員ではなく、会社を回していく側の人間です。言い換えれば、従業員とその家族の命を預かっているつもりで仕事をしています。

どのCFOも言っていましたが、一番神経をすり減らすのが資金繰りです。投資家なり銀行からの資金調達。それが間に合わないと、取引先への支払いができなかったり、社員に給料が払えなかったり。

資金繰りの目途が立つまで、胃がキリキリと痛むなかで金策に走るつらさは、おそらくやってみないとわからないでしょうね。

 

ベンチャー企業のCFOとしての転職に向いている

business_tool

さて、敢えて言葉にするのもはばかられますが、ベンチャー企業への転職はハイリスク・ハイリターンです。

どんな人がベンチャー企業のCFOに向いているのでしょうか?私の考えは下記です。そして私には向いていませんでした。

  • 労働時間と体力をフルコミットできる人(定時に帰りますというCFOはベンチャーの人間はゼッタイに受け入れてくれない)
  • とりあえずやってみようという行動第一の人(前例がないことばかりなので、考えるよりも手足を動かすスピードが重要)
  • 知らないことを知らないと言うことができ、素直に助言を求められる人(知らないことばかりなので、社外にメンターをみつけ、恥ずかしがらずになんでも聞ける人)
  • 途中であきらめずに、最後までやり通すことに自信がある人(想像もできないような高い壁に必ずぶつかるので)

私は、一番上のフルコミットに自信がありませんでした。

うまくいくかどうかわからないものにコミットというのが苦手、という甘い考えの持ち主なのです。これは子供のころから変わらない。

ちなみに、成功者は、うまくいかせるためにコミットする、という考えをするのです。

 

ベンチャー企業にCFOなどの幹部として転職する方法

laptop_graph

さて、ここまでお読みになっていかがでしたでしょうか?

たまたま私が投資銀行出身でCFOになった友人が多かったので、「投資銀行とベンチャーCFO」という組み合わせで書きましたが、実際には、ベンチャー企業に転職する機会は探せば豊富にあります。

ただし、ベンチャーに転職する際に重要なのは、「入口」を間違えないことです。

ただの従業員として転職するのではなく、株やストックオプションをもらえる「幹部」としてベンチャー企業入りすることが大切です。

ベンチャー企業幹部という切り口で効率良く転職活動をするには、やはりその道のプロ、に相談するのが一番です。転職エージェントの中でも、ベンチャー企業の幹部に特化したヘッドハンターが存在しています。

そんな専門性の高いヘッドハンター・エージェントに出会いたいのであれば、私のおすすめはこちらのサービスです。登録時に「特記事項」の欄に「ベンチャー企業への幹部転職希望」と明確に書きましょう。

選ばれた人だけの会員制転職サイト BIZREACH

 

管理人が実際に使っている優秀な転職サイト

年収750万円以上のハイクラス転職を最も効率的に

BIZREACH

ヘッドハンターにスカウトされることに特化した新しい転職サイト。有料の会費制で知られていますが、実は年収750万円以上ですと無料利用できますので、まずはお試しあれ。年収1,000万円以上の転職をしようとした場合に一番おすすめ。想定以上にヘッドハンターから声がかかりますので自分の市場価値を再確認できますし新たな選択肢がみつかるはずです。

30‐50代で外資系企業への転職を狙うなら

JAC Recruitment

外資系企業への転職、特に、30才以上の転職に強いのがJACリクルートメントです。キャリアコンサルタントが単なるポジション紹介のみではなく、あなたの強みを理解した上であなたに合うポジションを探すために採用企業側に提案してくれることもあります。JACリクルートメント経由の転職者の98%が「知人・友人に勧めたい」と評価しています。そのきめ細やかなサービスをぜひ無料で体験してみてください。

ついに出た最大手リクルートグループのスカウト転職サービス

高年収のハイキャリアポジションに限定したスカウト型求人サービスがついに業界最大手のリクルートからリリースされました。いままでのリクルート転職サービスでは広く扱われてこなかった、希少性の高いポジションがスカウト方式で案内されてきます。新規サービスのため今なら完全無料で会員登録および利用ができますので、しっかりとレジュメ登録をして活用してみてください。管理人も試しに登録しましたが、登録当日で11件、3日以内で合計23件のスカウトがきました!レジュメ登録をしっかりすることがスカウトを受けるための成功条件です。

 - おすすめ転職エージェント, 外資金融・投資銀行への転職